講座名:2時間で学ぶ営業力向上実践講座
~基本をおさえて確実な結果を出すサイエンス営業術~
開催日:2017年7月25日(火)19:00~21:00
会場:アカデミーヒルズ(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)
プログラム提供:スマートライン株式会社
主催:アカデミーヒルズ
講師:高野孝之 (スマートライン株式会社 代表取締役社長兼CEO)
実際に受けてどうだったのでしょうか?受講者の声をお届しております。
▼こちらからご覧ください▼
http://www.academyhills.com/note/report/2017/staff171130.html
4か月間売り上げゼロ、最下位から営業職をスタートしたという高野孝之氏はトップセールスを観察するとその行動や考え方には、共通点があることに気づいたそうです。高野氏が営業の仕事をサイエンスとして捉えることで確立したという考え方や方法論は、個人の営業力を上げたい方にも、組織の営業力を上げたい方にも役に立つ内容で、参加者は営業職、営業リーダー、経営者など様々な立場の方がいらっしゃいました。
まず強く印象に残っているのは、「業績をあげる具体的な営業方法のポイント」として紹介された「限界に挑戦して目標を再設定する」「クイックアクションでリーダーシップをとる」「商談のパイプラインを確保して、鮮度を保つ」など営業職として成果を出すための基本行動です。
当たり前のことでも、日々業務に追われていると「意識していても、できていない」こともあり、考え方や行動のセルフチェックになりました。B2Bの法人営業とはどういう活動なのか?という本質的な問いに触れることで、自分の当たり前を見直すこともできました。
「論理的なプロセス」の講義の中では、あまり意識していなかった点を発見できました。営業活動のプロセスを考える時に「相手の意思決定の期限の合意」という点はあまり意識したことがなかったのですが、営業として、案件の確度を見極める上で、顧客への提案活動自体をプロジェクトとして捉えて、顧客とも期限を合意することで、状況を曖昧にすることなく業務を進めることができるという考え方はとても勉強になりました。真剣に検討して、一緒に問題を解決しようというスタンスであれば、顧客も検討の期限を設定することに合意してくれるはずだという指摘には、とても納得感があります。
営業は、属人的な仕事で担当者の個性があるからこそ成果につながるという考え方もあります。しかし、今回の講座を通じて、営業をサイエンスする視点を学んだことで、科学的に捉えることで自分の癖を認識し、自分の考えや大切にしているポイントを客観的に捉えることができました。
高野氏も、「自分のサイエンスを作る」ことが重要だとおっしゃっていましたが、講義で紹介された様々なシートのカスタマイズもしながら日々の活動の改善につなげていきたいと思います。また、こうした取り組みを個人でしながら、その知見をチームで共有していくとチームとしての営業力も高まっていくことが実感できました。